[弘前大学シーズ集No16]

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環境/SDGs1,2,12,13,14

もみ殻焼却熱による貝類廃棄物の処理と肥料製造の同時実現

No.16

地域戦略研究所 エネルギー変換工学研究室

准教授 吉田 曉弘(よしだ あきひろ)

教授   官  国清(かん こくせい)

URL:http://www.iri.hirosaki-u.ac.jp/sections/sustainableenergy/energyconversionengineering

技術概要

 
  • ホタテガイ養殖残渣をもみ殻と共に焼却するだけで、養殖残渣中のカルシウムともみ殻中のケイ素から、稲作肥料として有用なケイ酸カルシウム(ケイカル)を得ることができる技術(特願2020-048319)。
  • 廃棄物の処理に化石燃料を使用せず、バイオマス燃焼熱のみで有価物への転換が可能。
  • ホタテガイ養殖において、養殖かごに付着する小型貝類の処理が課題であり、熱分解または乾燥により肥料化が検討されているが、化石燃料使用によるコスト負担増もあり、あまり処理が進んでいない現状を打破する技術である。
  • スケールアップした実証試験のパートナー企業探索中。

バイオマス燃焼熱を利用した

無臭化と処理物の肥料化が実現

想定される活用例

 
  • ホタテガイなどの養殖廃棄物の処理と有価物への転換
  • 他の貝類廃棄物への展開も可能

相談可能な分野

 
  • 廃棄物の有効利用、バイオマスを熱源とした加熱

問合せ先

 

国立大学法人弘前大学

 (産学連携)研究・イノベーション推進機構 学術研究支援室(旧URA室) Email ura[@]hirosaki-u.ac.jp 

 (特  許)研究推進部 研究推進課 知的財産担当 Email chizai[@]hirosaki-u.ac.jp

 ※メールアドレスの[@]を@に変更してください。

展示会出展情報】(東京事務所・技術シーズ集へのリンク。展示ポスターあり)

 アグリビジネス創出フェア2020(2020年11月11日 ~11月13日、オンライン)

 

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