弘前大学共同研究トライアルファンド
【終了】2023年度の募集について
本事業は「弘前大学グロウカル(Grow×Local)ファンド」の後継事業です
概要
1.目的
弘前大学共同研究トライアルファンド(以下「本ファンド」という。)は、弘前大学(以下「本学」)が、産業振興及び地域振興に資するため、企業及び組合等(以下「企業等」という。)が抱える具体的な課題を解決する本学研究者との共同研究に対し、研究費等を支援する事業です。企業等の研究開発担当者及び本学の研究者が一緒に課題解決に取り組むことにより、企業等と本学双方の研究者に共同研究マインドを醸成することを目的とします。
2.実施方法
共同研究に際し、従来企業等が本学に対し、支払っていた大学の共同研究経費を本ファンドが企業等に代わり支援します。
3.支援基準額及び採択予定件数
1件あたり 50~100万円
※申請額のうち、50万円までの金額については、申請額の100%の額を支援。
※50万円を超える金額については、超えた金額の70%の額を支援する。ただし支援額の上限は100万円までとする。
※支援する研究費は、企業等ではなく、担当する本学研究者に配分
4.研究開発期間
採択後、最長1年間の共同研究で課題解決を目指します。
5.公募スケジュール
下記「募集日程」の通り
6.知的財産権の取扱い
本共同研究の成果として得られた知的財産権の帰属は、共同研究契約に基づき決定します。
手続きの流れ
1.相談
企業等申請者(以下「申請者」という。)は、本学との共同研究で解決を目指す具体的な課題について本学研究・イノベーション推進機構(以下「機構」という。)のリサーチ・アドミニストレーター、コーディネーター(以下「URA等」という。)にご相談いただきます。
2.共同研究内容の検討
申請者は、URA等を通じ、課題解決にあたる本学研究者と課題解決に向けた共同研究の内容を調整していただきます。(当該共同研究の進捗管理や企業等と本学研究者の連絡調整はURA等が行います)
3.応募
申請者は、具体的な課題を機構に申請します。申請にあたり、企業等の研究開発担当者及び本学研究担当者がURA等と事前協議を行います。なお、申請要件や審査基準等は必ず公募要項でご確認ください。
4.採択
機構内で申請課題の審査を行い、採否を決定します。
5.共同研究の開始
共同研究契約を締結し共同研究を開始します。支援研究費は、担当する本学教員に配分します。URA等は、当該共同研究の進捗管理や企業と本学教員の連絡調整を行います。
募集日程
公募開始: 2023年3月1日(水)公募締切: 2023年3月24日(金)必着採択課題の通知・発表: 2023年4月上旬(予定)研究開発の期間: 2023年5月1日~2024年4月30日予定(原則1年以内)
関係書類
公募要項 | PDFファイル |
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申請書 | 様式 (47 KB) |
計画変更申請書 | 様式 (47 KB) |
完了報告書 | 様式 (28 KB) |
採択実績
実施年度 | 企業名 | 課題名 | 支援額 | 研究者 |
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2023 | ラッキー工業株式会社 | 抱っこひも製品の使用による子どもと親の快適さに関する研究 | 645千円 | 保健学研究科 准教授 北島 麻衣子 |
2023 | 日本化工塗料株式会社 | 農産―水産廃棄物の高機能材料化検討 | 1,200千円 | 地域戦略研究所 准教授 吉田 曉弘 |
2022 | 有限会社木村木品製作所 | りんごの木の歩留まり向上等を目的とした乾燥条件の検討 | 500千円 | 教育学部 准教授 廣瀬 孝 |
2022 | カミテック株式会社 | 圧力移動凍結法で生成された氷スラリーの性能評価法の開発 | 500千円 | 理工学研究科 准教授 岡部 孝裕 |
2022 | 株式会社TOMUSHI | カブトムシ幼虫の食味改善のための飼料開発 | 1,000千円 | 農学生命科学部 助教 管原 亮平 |
2022 | 株式会社プランツプラネット | カシス茶葉の開発ならびに機能性評価 | 640千円 | 保健学研究科 助教 堀江 香代 |
2022 | 弘南バス株式会社 | IoTバスロケーションシステムとビックデータ解析による利用者の利便性向上 | 500千円 | 理工学研究科 准教授 丹波 澄雄 |
2022 | ビタミンC60バイオリサーチ株式会社 | ガマズミ残渣を用いた化粧品原料開発(ステップアップ) | 850千円 | 農学生命科学部 教授 岩井 邦久 |
2022 | 株式会社日さく | 高効率の熱交換器を用いた温泉廃熱利用の可能性検討 | 850千円 | 地域戦略研究所 助教 若狭 幸 |
過去の事業
●弘前大学グロウカルファンド(GOGOファンドの後継事業)