[弘前大学シーズ集No13]

SDGs13SDGs12

環境/SDGs12,13

リグニンからのポリマー原料等有用物質の生産

No.13

農学生命科学部 分子生命科学科 応用生命コース

准教授 園木 和典(そのき とものり)

URL:http://nature.cc.hirosaki-u.ac.jp/staff/tomonori-sonoki

技術概要

 
  • 非可食バイオマス(セルロース・ヘミセルロース・リグニンから成る)から、微生物の代謝を活用して、産業に有用な化成品原料を生産する技術の開発は、地球規模の課題である低炭素社会の創出に貢献できる。これまでにセルロースやヘミセルロース由来の糖類から化成品・高分子素材を製造する微生物代謝の活用技術が開発されているが、もう一つの主成分であるリグニンからの製造技術は確立されていない。
  • 本取り組みでは、リグニンを利用して増殖できる微生物の代謝を活用して、脂肪族や芳香族の石油由来素材の代替または新たな機能性素材の開発を目指す。

想定される活用例

 
  • 石油由来の素材を代替できる植物由来の素材の生産
  • 林地残材、廃材、農業残渣などの植物資源の活用

相談可能な分野

 
  • 微生物代謝を利用した生物工学分野(バイオテクノロジー)、未利用バイオマスの活用

問合せ先

 

国立大学法人弘前大学

 (産学連携)研究・イノベーション推進機構 学術研究支援室(旧URA室) Email ura[@]hirosaki-u.ac.jp 

 (特  許)研究推進部 研究推進課 知的財産担当 Email chizai[@]hirosaki-u.ac.jp

 ※メールアドレスの[@]を@に変更してください。

【研究紹介動画】

「リグニンから芳香族ポリマー原料を作る技術」(約3分)

 

【展示会出展情報】(東京事務所・技術シーズ集へのリンク。展示ポスター、プレゼン動画あり)

 イノベーション・ジャパン2020(2020年9月28日-11月30日、オンライン開催)
  ケミカルマテリアルJapan2020-ONLINE(2020年10月19日~11月18日、オンライン開催)
  nano tech 2021(2020年12月9日~11日、東京ビッグサイト)

 テクニカルショウヨコハマ2019(2019年2月6日~8日、パシフィコ横浜)

 

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