【ひろさき産学官連携フォーラム】「第24回イブニングフォーラム」を開催しました(10/5)

日時 平成28年10月5日(水)18:00~20:00
場所 弘前大学理工学部1号館2階「特別会議室」
内容
ひろさき産学官連携フォーラムでは、地域の産・学・官・金相互の情報交換及び交流により、
横断的かつ有機的なネットワーク構築を図る機会として定期的に「イブニングフォーラム」
を開催しております。
この度は、弘前大学理工学研究科 長井力 助教と弘前大学理工学研究科 竹囲年延 助教の
お二方をゲストスピーカーとしてお迎えし、現在進めている研究内容や地域企業の皆様と
の連携の可能性についてお話しいただきました。また、竹囲先生の研究室を訪問し、開発中の
自律除雪ロボットのデモンストレーションを行っていただきました。
弘前大学からの貴重なシーズ発表の機会となりました。
多数のご参加をいただきありがとうございました。

■内 容:
1)講演18:00~18:40
 講演1「人間特性計測と機器開発への応用」 18:00~18:20
 弘前大学理工学研究科  長井 力 助教
近年、人間を補助し生活を便利にする機器が多く開発されています。使用者にとって使い
やすく安全な機器を設計する為には、人間の特性を理解し設計に盛り込むことが重要です。
また、人間の状態は日々の体調の変化や疲労状態等によって様々に変化しています。
これら生体情報を読み取り制御に用いることができれば、新たな付加価値をつけることも
可能となります。本講演では、人間の運動等の特性計測や生体情報の評価手法及びそれを
用いた機器設計等についてご紹介いただきました。

 講演2「移動ロボット技術の実践例」 18:20~18:40
 弘前大学理工学研究科 竹囲 年延 助教
これまでに開発した屋内外で動く移動ロボットと、それらに用いた実践的な技術に
ついてお話ししていただきました。その中で、LIDER(レーザーレンジセンサ)と呼ばれる
レーザーで全方向にある物体までの距離を測定するセンサと、それを用いた自律ナビゲーション
技術をご紹介いただきました。自律ナビゲーション技術とは、ロボット自身が環境を“観て”、
判断し、与えたスタートとゴールまでの間を移動する技術です。      

2)研究室見学 18:40~19:00
 弘前大学理工学研究科 竹囲研究室

実際の環境を2DのLIDER(レーザーレンジセンサ)を通して見た映像をお見せしました。
また、そのLIDERを搭載した小型移動ロボットが、周辺環境の中から人間の脚だけを認識し、
その脚をターゲットとして後ろから追従していくデモンストレーションを行いました。
この他に、開発中のラッセル型自律除雪ロボットをお見せしました。
3)交流会 19:00~20:00

■新聞掲載(東奥日報)

■お問合せ先:ひろさき産学官連携フォーラム事務局(弘前市商工振興部産業育成課) 猪股
 FAX:0172-35-1105
 E-mail:gou-inomata@city.hirosaki.lg.jp
主催 ひろさき産学官連携フォーラム
参加者 32名