ABS学術対策チームよりお知らせ 3/11
ABSチームより
1.DSI-Scientific networkのDSIオープンレターの開始
https://www.dsiscientificnetwork.org/open-letter/#signatories
DSI-Sci network (https://www.dsiscientificnetwork.org/)は、DSI、そのアプリケーション、生物多様性保全と公衆衛生を支援する研究への貢献、およびDSIデータベースへのオープンアクセスの世界的な利益について、政策立案者やその他の関係者の理解に貢献する科学者のネットワークです。今回オープンレター(意見書)を作成し、署名を受け付けております。
内容は、
我々はCBD締約国に対し、以下を要請する。
l 研究者が、国の意見の策定過程、DSI のオプションの検討、CBD の公式・非公式なプロセスにおいて、発言権を与えられるようにすること。
l DSI の生成とグローバルシステムへの貢献を奨励する多国間利益配分アプローチに対する科学界からの要請に耳を傾けること。
l これらの交渉の結果が科学的プロセスの現実を反映し、現在世界中の何百万人もの利用者に何十億もの配列を提供している何千もの相互リンクされたデータベースを考慮することを確実にする。
l DSIへのオープンアクセスを支援する。オープンアクセスは研究と革新を促進し、科学的再現性を向上させ、公衆衛生の危機への迅速な対応を可能にし、能力開発と国際協力を促進し、トレーニングと教育を促進する。
l 名古屋議定書や他の条約の経験から学び、規制の複雑さと研究コストを増加させ、資源が特に乏しい発展途上国に不釣り合いに影響を与えるようなDSIの新制度を回避すること。
2.ジュネーブ再開会合
ジュネーブ再開会合(Resumed sessions of SBSTTA-24, SBI-3, WG2020-3)が3月14日から29日の日程で再開いたします。結果はこのMLで報告します。
「2022年1月12日~28日に予定されていた科学技術・技術的助言に関する補助機関第24回会合(SBS24)、実施に関する補助機関第3回会合(SBI3)、
ポスト2020年世界生物多様性枠組みに関するオープンエンド・ワーキンググループ第3回会合(WG2020-3)の再開セッションは、スイス・ジュネーブの国際会議場にて2022年3月14~29日に行われるます。」
学術分野に関係の深い、DNAの塩基配列情報が一例とされるデジタル配列(DSI)に関する話し合いが、行われます。」