ABS学術対策チームよりお知らせ 6/11
2021.06.14 更新
1.次回、4回ABS講習会のお知らせ
「大学における植物防疫への対応」を国立大学法人静岡大学と共同で開催いたします。
http://nig-chizai.sakura.ne.jp/abs_tft/2021/05/28/4th_abs_workshop2021/
2021年6月24日(木) 14時00分-15時30分(1時間30分)予定
https://zoom.us/webinar/register/WN_wRAeS96hQzy4exsMKLtsow
2.第3回ABS講習会 微生物を海外から取得する際に大事にしていること-NITEにおけるABS取り組みについて-を、開催しました。
アンケート結果を一部ご紹介します。
<全般>
- 実体験を分かりやすく解説して頂きありがとうございました。
- わかりやすい解説と具体的な事例をお示しいただき、とても勉強になりました。ありがとうございました。
- 詳しい情報をありがとうございました。
<内容>
- 導入編としては分かりやすくて良かったのではないでしょうか?ある特定の国の事例を深堀りするのも面白かったかも。”
- 具体的な微生物へのアクセス手順が参考になりました。
- 利益配分に関する情報が大変勉強になりました。
- 具体的な経緯を教えて頂き、分かりやすかったです。かなりシステマティックにやられていると思いますが、個人研究者が(微生物以外で。あるいは他の東南アジアの国々で)遺伝資源を獲得するときは手続き大変ですよね。
- 動植物とは異なる微生物に特有の事情や法律遵守についての新しい知見がえられた。
- 植物病原菌に関して、植物防疫所のハードルが高いという情報は大変参考になりました。
- 今回は大変具体的な内容で興味深かった。実際に現地へ行って生物資源を採取する上で必要な事柄がよくわかりました。ありがとうございます。
- 相手国の立場により重要とする点や交渉ポイントの違いが分かり大変参考になりました。
- 現地における採取の流れは、かなり余裕を持って、計画的にしないといけないことがわかり参考になりました。
- 実際の経験に基づいた具体的なお話で、大変勉強になりました。特に契約に関しては、性質上、なかなか具体的な情報を得にくいので、ありがたいです。
- 相手国との契約交渉における金銭的利益配分の割合(%)などの目安(当然ケースバイケースであることは承知しておりますが)はあるのでしょうか
- 実際に採取に行くまでにしたことが具体的に示され、大変参考になりました
<運営>
- 色々な分野に渡るお話をいつも興味深く拝聴させて頂いております
<今後の希望>
- いつも有難く拝聴させていただいております。 次回もまた楽しみにしています。
- ヒトの患者からのサンプルに病原体も含まれているケース(患者、病原体とも研究対象)について、取り上げて頂けたらと思います
今後も各国の事例を集めて、ABS関連手続きの手引きとなっていただくようお願いします。
3.バイオインダストリー協会 炭田精造様のご逝去について
生物多様性条約、ABSにおいて、国際的な第一人者であり、また、この分野の先駆者および多くの方の指導者でありました
バイオインダストリー協会の炭田精造様が、5月29日にご逝去されました。ここに謹んで哀悼の意を表します。
ここに謹んでお悔やみをもうしあげます。
遺作である著書「生物多様性条約と名古屋議定書の課題」をご紹介いたします。