ABS学術対策チームよりお知らせ 10/16

1.モンゴル国立農業大学について皆様へ
 
現在、モンゴルまたは、モンゴル国立農業大学との日本向けの標準雛形の作成や、オンラインセミナーを企画するかどうか、考えています。
たとえば、モンゴル国立農業大学との遺伝資源移転の契約書の作成、オンラインセミナーでの配布を考えていますが、ご意見ご要望いただければとおもいます。
モンゴル国立農業大学からの遺伝資源の取得を考えている方など、
ご興味あればmsuzuki@nig.ac.jpまたは、abs@nig.ac.jp
にご連絡ください。
 
 
2.ドイツ教育研究省のDSIプロジェクト, WiLDSI (ワァィルディーエスアイ)
 
生物多様性条約会議では、DNA塩基配列に代表されるデジタル配列情報(DSI)と名付け、
DSIのABSの検討の可能性について検討され、来年開催予定のOEWG3,COP15にてなんらかの決定がなされます。
今回、ドイツライプニッツの研究所DSMZとIPKが運営する、ドイツ教育研究省のDSIプロジェクト, WiLDSIの、
いままでの活動の結論報告のようなwebinarが開催されました。
動画
デジタル配列情報(DSI)に関するWebinarがありました。同時に報告書「生物多様性条約におけるデジタル配列情報とABSに対する5つの妥協案」も公開されました。https://www.dsmz.de/fileadmin/user_upload/Presse/WILDSI/Final_WiLDSI_White_Paper_Oct7_2020.pdf
オープンアクセスであるという事実を考える必要があります。そして課題は現在行われているよりも利益を配分する方法はないのか
という方針のもと、現状のオプション0の說明後、5つのオプションが説明され議論がなされました。
 
DDBJに代表される利益配分のモデルとして
 
オプション1マイクロ課税方法→試薬機器に税金をかける。
オプション2:メンバーシップ料金→一定の利益を得たユーザーから料金を取る。
オプション3:クラウドベースの料金→新しいクラウドベースのプラットフォームの提供
オプション4:標準化ライセンス→一定の利益を得たユーザーから料金を取る。
オプション5:メタデータとブロックチューン→ブロックチェーンを使う追跡システム
 
EU ヒューゴシャーリー DSIの価値はDSI自体にあるのではなく、比較に意味がある。ブロックチェーンは非常にコストがかかる。
コスタリカ メラニアさん DSIを使用している場合、原産国が分かっていれば、新規の商業製品を登録する時や特許出願の時に申告するという選択肢もある
最後に、Amberさんから、
「オープンなDSIこそ、非金銭的な利益配分である。オープンアクセスと利益配分はコンパチブルであるかもしれないがとっても難しい仕事である。今こそ、私たちは、生物多様性を保全し、強固で持続可能なバイオエコノミーを構築するという私たちの長期的な共通の目標を妨げるものではなく、むしろ、アクセスと利益配分とデジタル配列情報の共同利用が可能かどうかを問うべき時だと考えています。これが、より深く、より広範な対話の始まりであることを願っています」
 
<鈴木(チーム責任者)の意見>
われわれ、前回のワァィルディーエスアイには、オンライン参加し、意見だしも行っています
今回のセミナーでは、チャットでブラストについての說明を求めブラストが可能であることの重要性を強調しました。
鈴木の意見では、オプション1−5まで、非現実で稼働しないとおもい、現在の案であるオプション0がいいとおもっていますが、途上国は納得しないでしょうね。
どこかのタイミングをみて、皆様のご意見をお聞きしますのでよろしくおねがいします。
 
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