ABSニュース配信 10/4

1. 国際機関を通じた地球規模の諸問題に係る国際貢献
行政事業レビュー(外務省HP)
 生物多様性条約名古屋議定書拠出金(義務的拠出金)
31年度レビューシート(ダウンロード)
 条約事務局に2700万円 拠出

2. (環境省)平成29年版 環境・循環型社会・生物多様性白書
各種施策の基盤、各主体の参加及び国際協力
に係る施策
 名古屋議定書締結後の遺伝資源の円滑な利用に向け、我が国で遺伝資源を取得されたことを示
す書類を発給する機関として独立行政法人製品評価技術基盤機構を認定し、バイオ産業の健全な
発展に資する事業環境整備を行いました。
http://www.env.go.jp/policy/hakusyo/h30/pdf/2_6.pdf

3. (農水省)平成30年度 食料・農業・農村白書
気候変動への対応等の環境政策の推進
 「エ農林水産分野における遺伝資源の持続的利用を推進するため、以下の取組を実施します。
 (ア)遺伝資源の持続可能な利用等の推進を目的とする食料・農業植物遺伝資源条約の運営に
必要な資金拠出を行い、条約の機能改善のための議論等に参画します。
 (イ)国内の遺伝資源利用者が海外の遺伝資源を円滑に取得するために必要な情報収集及び提
供や、遺伝資源の取得・利用に関する遺伝資源保有国との枠組み構築等を行います。」

4. (ABSクリアリングハウス)
 名古屋議定書及び植物条約の相互支援的な実施:植物条約及び名古屋議定書の国内フォーカルポイ
ントによる検討シナリオ
♦(以下、記事要約)♦
 「CBD/NPとITPGRFA/MLSは、相互に支援的な方法で実施されることを意図しているが、国家政
策の策定と実施に関与する多くの関係者は、これを実際にどのように実施するかについて不確かで
ある。ほとんどの国では、異なる主導機関がそれぞれの協定を実施する責任を有しており、その活
動を調整する十分な機会がなかった。CBD/NPの実施を担当する機関は、ITPGRFAについての理解
度が低いことが多く、その逆も同様である。多くの政策主体は、どの規制システムが適用されるべ
きか明確でない 「グレーエリア」 を認識しており、異なる主導機関は、日々の業務においてこれ
らの不確実性に対処するために協働することを可能にするメカニズムをしばしば有していない。
 このコレクションに提示されたシナリオは、各国のフォーカル・ポイント、権限のある当局、その
他の関係者がグレー・エリアで作業するのを支援し、ITPGRFAと名古屋議定書を実施するための明
確に述べられた相互支援的なアプローチを開発できるように設計されている。それぞれのシナリオは、
各国が両協定を実施するためのシステムを整備する際にしばしば生じる問題を解決するものである。
いずれのシナリオにおいても、関係国は名古屋議定書およびITPGRFAの締約国であると仮定している。」

5. (Research Gate) 
 遺伝遺産に関するブラジルの法律は、生物多様性条約の目標に有害であり、基礎生物学の研究と教育を
脅かす
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 Anais da Academia Brasileira de Ciências 90(2)
「地球上の生物種を知る必要があるとすれば、私たちは十分な対策を講じておらず、ブラジル政府の官
僚制度は明らかに役に立たない。現在の法的枠組みはすでに、生物多様性の研究、自然史の収集活動、
国際協力を危うくし始めている。最低限、名古屋議定書第8条に従い、ブラジル当局は、非商業的な生
物多様性研究を、以前のCGen決議21/2006に相当する法的メカニズムを通じて、不必要な官僚的負担
から免除すべきである。」

6. (NITEのHPより) NBRCニュース 第59号
 「NBRCでは、このたびの台風15号の影響で9月9日未明より13日までの4日間停電しましたが、自家
発電機を稼働させることにより、バックアップサービス、特許微生物/生物寄託でお客様よりお預かり
している生物遺伝資源を安全に保管していることをご報告いたします。」

7. (UNDP) ブラジルはABSに関する専門家90名を集め、国際ワークショップで規制に関する経験を交換
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 「ブラジルは、アジア地域においてABSに関するアプローチが若干異なるものの、同様の課題を抱える重
要なプレーヤーである。これは、疑いもなく、ブラジルの新しいABSシステム、様々な権利保有者や利害
関係者によって提起されたその懸念や問題を理解するまたとない機会であった。」と、UNDP-GEFグロー
バルABSプロジェクト・グローバル・マネージャーのアレハンドロ・ラゴ氏は結論付けました。「さらに、
ペルーの生物多様性に反対する国家委員会委員長のAndrésValladolid氏は、ペルーの遺伝資源の利用およ
び関連する伝統的知識に関する世界的な特許を検出するために同委員会が実施した研究を紹介した。
最後に、独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)の船曳理恵がABS制度、特に2017年遺伝資源利用ガ
イドラインを紹介した。」

8. (雑誌 NEW INTERNATIONALIST)  海洋遺伝子のラッシュ Vanessa Baird
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 「すべての海洋生物の特許取得競争が始まっています。中には先陣を切っているものもあります。海洋科
学者のロバート・ブラシアックがヴァネッサ・ベアードにその意味を説明します。」
 「BASFが非常に多くのシークエンスに関与していることに驚きました。研究開発に年間20億ユーロ(22億ド
ル)近くを投資している。これは、この業界の中核的な運用戦略の一部です。」
 「Robert Blasiak:特許制度のせいで、ときどき頭をかくことがあります。おそらく、これらの革新を保護す
る能力はないはずです...。しかし巨大な多国籍企業が何百万ドルもの研究開発費を人類に恩恵をもたらす新
薬に注ぎ込んでいます。特許の保護を受けられなければ、彼らはそのお金をつぎ込まず、私たちはその医薬
品を手に入れることができません。簡単な答えはないようです。」

9. (WHO) ワシントン条約第18回締約国会議(CITES CoP18)報告
報告に関する記事

10. (ジンバブエクロニケル)
伝統的知識と知的財産オプションと代替法
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