ABS学術対策チームよりお知らせ 5/31

 
 
1. デジタル配列情報(DSI)の各国・各団体の意見提出
 現在、締約国としてカナダ、欧州連合、関係団体として、CETAF,ロンドン自然史博物館、
スピナッチからの意見が掲載、今後、追加される。
 
1)カナダ
・DSIをCBDとの目的とのの討論は支持するが、DSIは有体な遺伝資源と同一でない
・DSIの用語は不適切、Genetic sequence data (GSD)を支持
・GSDは非金銭的利益配分として有用
・CBDと他の国際的取り決めにより、それぞれの国や世界的に利益が配分されている。
・提供者と利用者は提供国のABS法令に従い遺伝資源の利用のMATにより交渉
・GSDのfree exchange を強く支持、GSDのアクセスを規制するよりもバイオインフォマティックス
の協業や能力開発を拡大すべき
 
2)欧州連合
・科学的アプローチの重要性を強調
・WHOが使用しているgenetic sequence data GDS)
・DISは遺伝資源と同一ではない。CBDと名古屋議定書の枠組みに入ると考えられるが、遺伝資源のア
クセスとは同一ではない。公開されているデーターベースを含めDSIのアクセスにはPICは必要とする
ことはできなく、するべきでない。
・遺伝資源のアクセス時のMATで特定すべきである。
・DSIは生物多様性の保全と持続的な利用に重要である。
・シーケンスデータは分類学的研究など研究活動の基礎となっている。
・DSIはヒト、動物、植物の健康にとっても非常に大事であり、公衆衛生、食品の安全性などに役に立っ
ておりこれらも非金銭的な利益配分の一形態である。
・公的またはオープンアクセスのデータベースは公的資金とデータによって維持されている、

これらのデータベースに掲載されているのは、研究者が自由に共有できるようにした研究の成果です。

 DSIを含む情報。 これを念頭に置いて、公共のデータベースとそのデータへのオープンアクセスは
非金銭的な利益共有の一形態であり、公正かつ衡平な利益共有に貢献する。
 
3) CETAF
・DSIの用語は不適切、Nucleotide Sequence Data(NSD)が適切
・NSDはオープンアクセスでこれらは生物多様性条約を実施する多くの国で求められている。
・各国がNSDを十分に活用するのに十分な能力を持っていないことを認識。 訓練や共同研究を通じて定
期的に能力開発に取り組んでおり、これを継続的な活動と考えてる。
・NSDの使用に対する制限が生物多様性研究を損なうことを懸念。制限歯人々の幸福と地球上の全生命
にとって大きな欠点を生み出し、その結果生物多様性の保全と持続可能な利用に関する研究を危険にさらす。
 
4) ロンドン自然史博物館、キューガーデン他
・DSIの代わりにNSDを使用することを推奨
・NSDを利用する非商用の科学的研究はオープンアクセスモデルとしての利用が増加、オープアクセスは
利益配分の明らかな一例である。
・科学コミュニティーは多くの形で能力開発を行っている。
・NSDからでる利益は多面的に利用されて、論文のNSDデータは制約がないアクセスモデルが効果的である。
・オープンなNSDは非金銭的な利益配分であり、
・多くの国から利用可能である価値は、リスクより大切である
・NSDを公に公表し、それ故にそれらの使用によって得られる非金銭的利益をすべての国で利用可能にする
ことの価値は、金銭的利益が元の遺伝子と共有されない国と共有せずに商業目的に使われるリスクよりも大きい 
・しかし、非金銭的利益の損失のリスクを増大させることなくリスクを軽減する費用対効果の高い解決策を特定
するには、さらなる研究が必要です。
・ますます多くの国が、国内のABS法に何らかの形の「DSI」を含めています。 非営利セクターは、最終的には
その用途について明確にする必要があります。
・国の法律や許可手続きの中には、これらの契約を通じた遺伝資源へのアクセスと利用を制限し始め、その結果、
共有できる非金銭的利益の発生を減らすものがある。
 
5) SPNHC(自然史コレク ションの保全に関する国際学会、スピナッチ)
(内容はCETAFと同一)
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