弘前大学研究・イノベーション推進機構 学術講演会『翻訳で初めて見えてくる「日本」』を開催しました

日時 令和元年9月20日15:00~16:30
場所 創立50周年記念会館 みちのくホール
内容

 弘前大学研究・イノベーション推進機構は,令和元年9月20日(金)に弘前大学創立50周年記念会館において,学術講演会を開催いたしました。
 今回は,日本文学研究者・国文学研究資料館長・東京大学名誉教授であるロバート キャンベル氏を講師にお迎えし,『翻訳で初めて見えてくる「日本」』と題し,御講演いただきました。
 シンガーソングライター井上陽水さんの作詞楽曲50曲を翻訳した「井上陽水英訳詞集」から4曲の歌詞を対訳形式で解説し,有名な楽曲「傘がない」の曲名については,「I(私)」を主語に英訳したところ,陽水さんから「主語を付けるのは誤訳」と指摘され,「No Umbrella」と書き換えることになったエピソードを紹介。
 キャンベル氏は「日本語では主体を置かないといった曖昧さと,そこから感じる奥深さや潜在的な普遍性がある。これはある意味で日本語の力である。」と述べ,日本語の特徴や魅力を解説しました。
 キャンベル氏の講演を聞きたいと集まった学生や市民約300人は,約90分の講演中,熱心に聞き入り,キャンベル氏の日本語論に耳を傾けていました。

主催 弘前大学 研究・イノベーション推進機構
来場者 約300人
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