ABSニュース配信 3/13

1.アフリカの植物性原料を独自に使用したエティカル・ビューティ・ブランド

「ミート・テール・ドゥ・アフリカ」

アフリカとアジアで高い評価を得ているこのブランドは、3段階のスキンケアを米国に広めています。

Terres D’Afrique(アフリカの大地)はアフリカやアジアのスキンケア愛好家の間で長く愛用されてきました。

https://hypebae.com/2020/3/terres-dafrique-skincare-african-ingredients-face-scrub-serum-oil-release-launch-united-states

持続可能で倫理的な慣行に従うことで知られるTerres D’Afriqueは、フェアトレード認定を取得し、アフリカ各地の地元の収穫者と協力して、同社の製品を支える3つの重要な原料、marula、baobab、rooibosを調達しています。マダガスカル生まれのステファン・ヘラリーが共同設立したこのブランドは、国際的な合意である 「名古屋議定書」 にも準拠しています。この議定書では、Terres D’Afrique社の製品に使用されている植物成分などの遺伝資源の公正かつ衡平な配分と生物多様性の保全が規定されています。

https://www.economywatch.com/news/african-luxury-skincare%2C-terres-dafrique-enters-the-us-market

2.(全国農業新聞)知財の不正利用や海外流出防ぐ 家畜遺伝資源保護法案・改正種苗法案を閣議決定

https://www.nca.or.jp/shinbun/agricultural-administration/8112/

 

「政府は3日、和牛などの家畜遺伝資源の保護に関する2法案と改正種苗法案を閣議決定し、国会に提出した。優良な家畜遺伝資源や種苗品種の知的財産保護を強化し、不正利用や海外流出などを防ぐ。」

 
  3. (Science) アクセスと利益配分の拡大を再考する
   https://science.sciencemag.org/content/367/6483/1200
   Sarah Laird1, Rachel Wynberg2, Michelle Rourke3,4, Fran Humphries4, Manuel Ruiz Muller5,
   Charles Lawson6
    See all authors and affiliations
   DOI: 10.1126/science.aba9609
 
「近年、ABSに対する新しい有望なアイデアやアプローチ、より広範な倫理的研究が登場しており、その中には、科学がますます実践されるにしたがって、科学によりよく対応するより多くのオープンアクセス戦略が含まれています。提案には、DSIのための利益配分からアクセスを切り離すことが含まれている。DSIは、開かれた科学を維持しつつ利益を確保し、税、課徴金、または多国間基金に資金を供給する段階的アプローチから資金を創出するものである 。このような基金は、これまでの実績が乏しく、生物多様性の保全を目的とするのであれば、生物多様性を研究する部門だけでなく、生物多様性に有害な部門(例えば、石油、鉱業、伐採、工業農業)からも資金を調達すべきである。すべての遺伝資源のための合理化された多国間システムは、費用がかかり、重複し、効果のない追跡システムを回避することができ、利益配分義務の引き金となる商業利用の段階を特定するための知的財産ツールと連携させることができる。資金面での配慮ではなく、生物多様性の研究と商業化におけるより包括的なイノベーションとより大きな公平性の促進、そして科学の成果によるより広範な公共的・社会的利益の促進に焦点を当てた取り組みは、時間の経過とともにより大きな影響を与える可能性が高い。
これは重大な岐路だ。来年には、上記の各政策フォーラムで重要な会議が開催され、今後数年間に影響を及ぼすDSIとABSについて決定が行われる予定です。多くの場合、これらの決定の意味は十分に検討されていない。科学技術が急速に進歩し、生物多様性の損失も同様に急速かつ憂慮すべきものとなっている今こそ、これを正す時である。」
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