共焦点レーザー顕微鏡セミナーを開催しました。(共催:農学生命科学部)

 

 令和6年11月13日(水)・14日(木)・18日(月)の3日間の日程で、共焦点レーザー顕微鏡セミナー(令和6年度第2回弘前大学機器セミナー)を開催しました。

 共用機器基盤センターでは、年に数回、所有している機器の利用促進と研究推進を目的とした機器セミナーを開催しています。
 第2回は、共焦点レーザー顕微鏡をテーマに、超解像の最新顕微鏡のデモンストレーションや機器の基礎知識、取り扱い説明会、外部講師による最新のイメージング解析に触れる講演会と企業様のご協力もあり、多彩な内容で行うことができました。

参加者は3日間で延べ100名を超え、大盛況で終了しました。
以下、開催の様子の一部を、写真とポスターで振り返ります。

 

1日目 11月13日(水) 超解像顕微鏡デモンストレーション

場所:コラボ弘大2階 共用機器基盤センター (終日)

共用機器基盤センターに、超解像顕微鏡にパワーアップした共焦点レーザー顕微鏡の新機種fv-4000を設置し、開発元である株式会社エビデント(旧オリンパスに)よる、デモンストレーションが行われました。
普段から共焦点を使用している研究室を対象とした実機の説明とデモ、教員や学生の手持ちサンプル試料を使ったデモも行われ、最新の共焦点レーザー顕微鏡を体感しました。
また、一般向けのデモンストレーションも行われ、合計30名の参加がありました。

 

 

2日目 11月14日(木) セミナーとスタンダードレクチャー

<セミナー1>9:00~10:00 場所:農学生命科学部302講義室
「共焦点レーザー顕微鏡を正しく使う為に」 ㈱エビデント 仁平 貴久 氏
「回折限界を超えるSTED顕微鏡の原理とアプリケーション」日本カンタム・デザイン㈱ 石原 あゆみ氏
共焦点レーザー顕微鏡の原理や基本的な使い方から、超解像顕微鏡の開発の歴史や背景などをお話しいただきました。
参加者:49名

 

 

<取り扱い説明会> 場所:コラボ弘大2階 共用機器基盤センター

①10:30~11:20/11名 ②11:30~12:20/10名 ③13:30~14:20/9名 ④14:30~15:20/8名 ⑤15:30~16:20/12名

会場をセンターに移して、現在センターに設置されている共焦点レーザー顕微鏡fv-3000の使い方について、㈱エビデントの仁平氏から、実例に沿った説明が行われました。
全5回、10名前後のグループに別れて受講し、合計50名が参加しました。

 

 

3日目 11月18日(月) 外部講師による講演会

 <セミナー2>場所:農学生命科学部402講義室

「CERTが明らかにするオルガネラ間脂質転送のメカニズムとその広がり」 
   国立感染症研究所・品質管理研究センター 花田 賢太郎 先生

最新のイメージング解析技術を用いて研究を進められている花田先生のお話に、たくさんの学生と教職員が耳を傾けました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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