[質問]
化作用があると若い頃から思ってきました。体の酸化は、病気の原因になるので、色の濃い食材を食べるようにしていますが、この考え方は正しいでしょうか?
(ペンネーム:ミヤマエさん)
[回答]
一般的には正しいとされます。身体の酸化は様々な病気(がん、動脈硬化、糖尿病、認知症など)の原因になると考えられています。色の濃い食材に含まれる色素成分は酸化の原因となる活性酸素を消去する効果が期待されます。
例えば緑黄色野菜には赤や黄色のカロテノイド、果物には赤や青色のアントシアニンが含まれます。
最近では体内のカロテノイドの蓄積量が多い人ほど病気になりにくい研究結果も報告されています。
是非、健康な生活が続くように、色の濃い食材の摂取を心がけて頂きたいです。
- 私が「なして?」にお答えしました!
- 前多 隼人
- [ 弘前大学農学生命科学部 准教授 ]