オムツで脱水管理

内容

既存の医学体系や医療システム体系の最先端を一歩進めるための超専門的研究だけでは、超高齢社会全体を支えていくことは困難です。ヒトが人としての地域での生き方をサポートするための、将来的なニーズを勘案したヘルスに関係した“新しい領域や手法”を研究・開発しています。今回は、その中の「手軽に誰でもできる脱水管理」を叶えるためのアイデアになります。

従来の医療機関内の技術を、より低侵襲・安価・簡便にして、かつ質の担保ができる状態で広げる必要があります。検体測定室など医療機関外で血液検査や生理検査が実施でき、スポーツ選手の心拍数がリアルタイム放映される時代です。脱水管理は、小児~高齢者・ペットの“具合の悪さ(重症度)”を決める基本です。それを、ヘルスケアに落としこむことは、家族・医療関係者等の心的・身体的・金銭的負担の軽減につながるでしょう。

総合診療医という立場だからこそ、見える、そして気づくヘルス領域で実現可能な開発・研究・支援を各方面(医療、応用物理・工学、マーケティング、地域おこし)で進めています。