「完全皮下」除細動器植え込みによる不整脈治療の有用性

内容

最新の3次元マッピング・カテーテルナビゲーションシステムを用いたアブレーション治療、不整脈ならびに心不全治療デバイスを用いた急性期から慢性期までのトータルな患者管理システムの確立に取り組んでいます。カテーテルアブレーション治療においては、国内最速で平成24年10月よりコンタクトフォースをモニター可能なカテーテルが、実臨床で使用可能となり、より安全で確実なアブレーション治療が可能となりました。さらにカテーテル先端の接触圧に加え、カテーテル先端の安定性を考慮した新しいナビゲーションシステムを開発し、その有効性を検討しています。デバイス治療においては、植え込み型デバイスを用いた遠隔モニタリングシステムの普及を進め、利用患者数も250名を超える状況となっています。最近、国内で初めてとなる、埋め込み型自動除細動器による不整脈治療手術に成功しました。