多様な性を生きる人の人権保障

内容

性的指向、性別自認、性別表現、身体の性が「典型」と異なる、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、インターセックス等の「ジェンダー/セクシュアルマイノリティ」人々は、世界各地で差別や暴力に直面しています。2011年から13年、国際NGOとの共同により、レズビアン、バイセクシュアル女性、トランスジェンダー(LBT)の人々を対象に暴力の経験に関するインタビュー調査を通じて、LBTの人々の暴力の実態やその影響を明らかにしました。東日本大震災以降は、岩手県を中心に「ジェンダー/セクシュアルマイノリティ」の人々のコミュニティ構築及び問題提起と、大規模災害を経験したネパール、インドネシア、ハイチ、ニューオーリンズ等の支援者や研究者らとのゆるやかなネットワーク構築を試みてきました。「人権」をベースに、「ジェンダー/セクシュアルマイノリティ」の人々が安心して生きられる社会・組織・地域づくりを提案、事業に結び付けることができます。