地理情報システムを用いた身近な活動機会へのアクセシビリティ評価

内容

 私たちは、日々の生活において、買い物、通院、就業などのために、その活動機会が提供される場へと移動しています。地理情報システムを活用して、そうした活動機会へのアクセシビリティ(近接性)を計測し、それをもとに、よりよい生活空間の実現を目指します。
 地理情報システムは、どこに何があるかを人間の目に訴えかけるように表示し、人間の手には負えない煩雑な地理的計算を行うコンピュータ・システムです。その強力な計算機能を活用して、買い物などの身近な活動機会へのアクセシビリティを評価する合理的かつ効率的手法の開発し、また、実際の地理的空間を対象とした実証的分析を行っています。