スギ花粉情報システムの開発および内服薬、点鼻薬、免疫療法による効果的な治療

内容

 県内各地の医師、樹木医、気象予報士と連携してスギ花粉飛散に関する最新の情報を発信するシステムを構築し、特異的免疫療法を含めて種々の治療を併用する最適な治療法を行っています。スギ花粉症の対策は、マスクの着用などのセルフケアとお薬を使うメディカルケアが重要です。また、花粉に対する感受性もその人によって異なり、花粉が飛ぶか飛ばないかの頃から症状が出る人や、飛散する数が多くなってから症状が出る人もいます。青森県花粉情報研究会を組織して、青森県内5都市(青森、八戸、弘前、むつ、五所川原)における、その年のスギ花粉総飛散数の予測、日々の飛散数、花粉症の患者動向などの情報を日々更新しています。また、飛散開始日の予測は天候に左右されるために降雪地域ではとても難しいのですが、飛散予測グラフを用いた青森県独自の飛散開始日予測法を考案して精度の高い予測法も公開しています。