パターン認識受容体の活性化と動脈硬化・慢性炎症性疾患との関連について

内容

 脳血管障害に関して、「血管」「炎症・免疫」「脳」「腫瘍」などの分野で、様々な臨床講座と連携して研究を進めています。血管内皮細胞において炎症・免疫反応の初期応答に関わる因子を見いだしました。細菌やウイルスなどの異物が体内に侵入した際、排除するシステムが働きだします。現在の研究テーマは1、慢性炎症におけるパターン認識受容体の役割 2、自然免疫系、抗ウイルス応答の情報伝達や調節機構に関する研究 3、アルツハイマー病の研究 4、グリア細胞、神経系細胞の細胞生物学的研究 5、血管系細胞の細胞生物学的研究 6、脳血管障害の病理病態に関する基礎研究 7、その他―様々な臨床講座と様々なテーマについて共同研究に取組んでいます。腎炎の研究、気道炎症の研究、胃炎の研究、歯周病の研究、卵巣がんの研究、悪性リンパ腫の研究なども行っています。