地域最後の砦 高度救急医療の提供と緊急被ばく医療を担う

内容

 弘前大学高度救命救急センターの最大の特徴は、原子力災害等に対する医療(緊急被ばく医療)であり、対応できる診療体制を常に整えながら、医学部学生にも緊急被ばく医療実習を行っています。 1)急性冠症候群(急性心筋梗塞や不安定狭心症)の病院前診療体制の構築のための心電図伝送による来院までの時間短縮に関する研究 2)広域大規模災害時の青森県の医療体制に関してロジスティクス機能を構築するための教育コース開発(岩手医大災害時地域医療支援教育センターとの共同研究) 3)広域大規模災害、局所多数傷病者対応に関する地域病院内対応訓練コース開発に関する研究 4)地域における緊急被ばく医療体制と原子力災害対策、避難計画の確立 5)日本全体で総務省がデータを公表している、ウツタイン方式の院外心停止に関するデータ解析 6)心肺蘇生時における経食道超音波の有用性に関する研究 などを実施しています。