積雪期におけるチューリップ促成水耕栽培を用いた栽培教育の試み

内容

チューリップなど球根花卉の環境制御による開花調節を行っています。これを学校教育の現場に援用し,積雪期の緑の創出に寄与するとともに,教材として活用できないかその可能性を探っています。
チャイナリスクを避けるため,薬用植物の国産化が叫ばれています。青森に自生する薬用植物,または換金性の高い薬用植物の栽培を青森県の気候に沿ってローカライズし,情報発信することで地域に貢献できないか研究しています。
観賞価値の高い地域自生植物は,乱獲の憂き目に遭っています。絶滅する前に系統保存し,自生地が消失しても遺伝資源を残せるようなシステムが作れないか検討しています。